今日は真継さんのお宅へ寄せていただきました。
『宇津の里音頭』を作るにあたり、とてもご協力を頂いたご夫婦です。
7月末のある日、山商さん、ぷりママと集落を回り、取材を終えて、
帰ろうとしていたとき
道を歩いていた真継さんを見つけた山商さんより
「このじいちゃんに聞けば、宇津のことは何でもわかりますよ」
そう言われ、そこから真継宅を突撃訪問。
突然の訪問にもかかわらず、
いやな顔一つせず、
懐かしい宇津集落のお話を次々聞かせていただきました。
「今はこうなってるけど、昔はこうやったんや。。」
昼間に見てまわった場所のことで、わからないことなど質問すると
すぐに返事が返ってきて。
たくさんたくさん質問攻めして。。(笑)
気が付いたら外はすっかり真っ暗で。
真継さんとのあの時間がなければ、
『宇津の里音頭』は、こんなに素晴らしく完成していなかったと思います。
今日は、そのCDに真継さん用にジャケットを作成して
ぷりママと一緒にお届けに行かせて頂きました。
ちょうどイタリアから息子さんも戻られていて、
とても楽しい団欒となり、今日もあっという間に
時間が過ぎてしまいました。
また宇津に素敵なお友達が出来ました♪
宇津の里音頭
詞・曲 川村妙子 編曲・川村タツヤ
1.源氏ボタルの すみよい処(ところ)
ここは清流 明石(あけし)川
石の参道 三輪神社 今は懐かし 縁日に
胸躍らせた 遠い夏
2.人尾(ひとのお)・貞任(さだとう)
紅(くれない)に染め
大堰の川音 穏やかに
長き歴史の 歩(ほ)を刻む 東西南北 流る川
ああ宇津郷(うつごう)の 物語
3.戦国の世の足跡(あしあと)残る
下宇津 望む 宇津の城
下浮井(しもうけ)ヒグラシ 鬱櫻寺(うつおうじ)
上浮井(かみうけ) 殿谷(とのたに) 神子谷(みこんたん)
ああ粟生谷(おうだん)の 黄徳寺(こうとくじ)
4.中地 茗丘(めいきゅう) 造基の桜
栃本 音谷 碁石坂
あばちゃん漬けに 朴葉(ほうば)めし 伝え継がれた宇津の味
ああ懐かしや 懐かしや
5.弓槻小橋の 袂(たもと)に並ぶ
お地蔵見守る 川遊び
薄紅色に化粧した ササユリそよぐ柏原に
ああ面影を 探してる
6.京北十景 この宇津峡に
集う 八月十五日
笑いさざめく夏の夜 打ち上げ花火と大踊り
ああ宇津の里 宇津の里
写真は、8月15日の宇津夏祭りの時に真継さんご夫婦と
撮った写真です。
